顧客・提供商材・提供価値・収益モデルの4点から当社のビジネスモデルをご説明します。
化粧品・健康食品などの消耗品の販売に代表される単品リピート通販事業者様や、商品の製造から販売までを自社で行うDtoC事業者様、頒布会やレコメンド型のサービス提供まで含めたサブスクサービス事業者様、BtoB(法人向け取引)サブスクサービスを提供している事業者様、いわゆる役務型サービスといわれる実店舗様など幅広く、サブスク型でビジネスを運営される事業者様が当社の顧客となります。
サブスク特化ECサイトを構成するカートシステムやCRM機能、サブスクビジネスの運営支援サービスを提供しています。
1000アカウント以上の運営実績に裏付けされたノウハウをシステムを通じて提供しています。また、収益のサブスク化(≒ストックビジネス化)及びサブスクビジネス運営効率化も合わせて提供することで、顧客のサブスクリプションビジネスの成功を下支えしています。
SaaS型でサービス提供をしており、収益は月額利用料等のリカーリング収益と流通総額(GMV)にリンクした決済手数料から大部分が構成されています。
当社の収益構造は以下のとおり、大きく4つに区分されます。
カートシステムの月額利用料等から構成されています。中期経営計画のKPIであるARRの基礎となるものです。
当社システムを通じて売買された流通の総額であるGMVにリンクした決済手数料等から構成されています。
当社が提供しているサブスクストアのカスタマイズや、LP制作に係る受託開発等から構成されています。
チャットボットやLTV連動型アフィリエイトに代表されるオプション等のクロスセル収益から構成されています。
当社の収益の内、約70%は①リカーリング収益及び②GMV連動収益となっており、ストック型ビジネスの安定的な収益構造となっています。
サブスクリプションコマースに特化したクラウド型ECプラットフォーム「サブスクストア」を中心に、顧客のニーズに合わせたサブスクビジネスに必要なサービスを提供しています。
化粧品や健康食品などの日用品から食品やアパレル等あらゆる商材への対応が可能なで大規模通販事業者にも対応可能なカートシステムで「たまごリピート」の後継サービスです。「よりどり販売」「セット販売」「頒布会販売」等、あらゆる販売形態に対応し、物販のみならず定額制チケット販売などの役務サービスにも対応しております。また、各種CRM・物流サービスとAPIによる自動連携や、自社運用に合わせるカスタマイズ対応も可能です。
ネットショップの購入者をリピーターに育て上げることをコンセプトにしたショピングカート付きリピート通販専用WEBサービスです。当サービスは、商品を定期的に届けるという性質を持つリピート通販に特化したサービスであるため、導入しているEC事業者の多くは化粧品や健康食品、サブリメント等の日用品を取り扱っています。
すべてのBtoB(法人向け取引)サブスクリプション事業に対応する”ワンストップ”運営支援ツールです。BtoC EC事業で実績のある「サブスクストア」「たまごリピート」のノウハウを活かし、サブスクリプションのサービスの申し込み・購入から、顧客情報の管理、請求、入金まで、運営に関わる全ての業務の効率化に対応しています。
実店舗向けサブスクリプションシステムです。フィットネスジム、美容院、エステサロン、カルチャースクールといった様々な業態の店舗ビジネスに於いて、サブスクリプションビジネスの導入を容易に実現することが可能なシステムです。
当社が提供しているカートシステムの領域は以下のように分類されます。
サービス名称 | 領域 | 主な顧客セグメント |
---|---|---|
サブスクストア | 領域 サブスクリプション(BtoC/D2C EC)、単品リピート通販(BtoC/DtoC EC) | 主な顧客セグメント 業種問わず(消費財、食品、雑貨、デジタルコンテンツ、シェアリングサービスなど) |
たまごリピート | 領域 単品リピート通販(BtoC/DtoC EC) | 主な顧客セグメント 健康食品、化粧品などの消費財、食品、雑貨 |
サブスクストアB2B | 領域 サブスクリプション(BtoC/DtoC EC)、受発注管理(DX支援) | 主な顧客セグメント メーカー・卸売企業 |
サブスクアット | 領域 店舗型サブスク(BtoC EC)、チケット管理・物販(DX支援) | 主な顧客セグメント 美容室、接骨院、学習塾、カルチャースクール、フィットネスジム |
当社の事業に関連する事業は国内電子商取引市場になります。
2020年のBtoC-EC市場規模は19.3兆円、BtoB-EC市場は334.9兆円となっています。
また、ECの普及率を示す指標であるEC化率は、BtoC-ECで8.08%、BtoB-ECで33.5%となっており、事業者のECへの切替によるEC市場の成長が期待されています。 ※経済産業省「令和2年度産業経済研究委託事業(電子商取引に関する市場調査)による
当社の顧客が所属するセグメントごとに分解すると、主要顧客セグメントである健康食品・化粧品に関する小売・通販市場は横ばいなものの、EC市場での成長が期待されます。注力セグメントである食品・生活雑貨に関しては、小売・通販市場もEC市場も右肩上がりで成長しており、今後の市場拡大が見込まれます。